1次試験から2次に向けて 2009/09/09_Wed_17:46

とうとう11秒台に入った。
随分と時間は掛かってしまったが、ここまで来た。
ハロンが出れば2次も合格圏内だ。
いや、ハロンもいつも通り走ったっていける所にいる。

ここまで来た。
多くの選手の何倍も時間を掛けた。


なぜここまで時間が掛かってしまったのか。
いろいろ考えてしまう。
これから2次試験に向けて指標にするためにも
少しばかり整理してみよう。

できる限り短い言葉で表現するなら、その原因とは何か。
自転車に対する才能か
環境か
やり方、意識の持ち方か
身体的ものか
真剣さか
のんびりした性格か

どれもピンと来ないな
でも、現役選手である限りどうにもならない事が原因だとは
思いたくないものだ。
だがどうにもならない欠点を理解する事が成長に繋がるとも言える。
どうにかなるものとそうでないものが判れば、正しく前に進めるはずだ。
目の前のどうにかなる事を改め積み重ねる。
そうしていつかどうにもならなかったはずの事にも手が届いてしまう。
今まさに指が掛かってる。
どうやってもタイムが出ず、頑張っても何も変わらないと思っていたのに。


ここから更に前進するのも同じ事なのかもしれない。
世界と戦える選手。
それも今の目標をまず達成し、一つ一つ積んでいく。
いつの間にか、俺は日本にいない。
そんなものかもしれない。
無茶してうまくいくのが成功者ではないと、信じてみよう。
行動しなきゃ達成できないじゃないか？そいつは違う。
大きな事だと思ってワクワクしてるのは浮ついた夢なんだ。
手を出していい限界ギリギリで、でもそれは本人からすればちょっと地味で
それを眈々と積んでいく。すると後ろにとんでもない夢物語があるのかもしれない。